シェアハウスに戻るなり、自室に篭って布団に潜った。もう日差しが暑くてもおかしくないのに、昨日今日と雨は冷たい。肌寒いのが泣くほど嫌で、自分を早く温めてあげたくて。やることやらずに惰眠を貪ることを自分に許した。 これまで以上に自分に優しくして…
幼かった頃の自分に戻ったみたいだ。引っ込み思案で自分の名前すら言えなくて、みんなの輪に入るのが怖くて一人ぼっちを選んでた。喋るのが特に苦手で。話しかけられたら嫌だからいつも下を向いていた。そういう根暗な部分もあるんだよね。 こんな自分がいる…
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