夫と話し合いをしました。
いや、あれは話し合いじゃないな
お互いが我先に分かってもらおうと言葉をぶつけて
あれは幼稚な言い合いだった。
「お前は自分のことしか考えていない」
的なことも言われたし
私もキツいこと言っただろうな。
前も同じこと言われたけど
でも今回は傷つかなかった。
傷つかなかったというより、諦めた?
確かに、本当のことだなぁ
って、なんだか他人事のように受け止めた気がして。
自分のことしか考えていない
かぁ。
夫から見た私はそうなんだろう
そう理解はできるけど
私から見た私は
なんだかんだ夫のことばっかり考えてて
自己中が中途半端すぎなんだよって
自分を責めたくなる私なんですけど。
過去の私って、他人ばっかり優先してた。
自分は犠牲にするものだと思っていて
自分を犠牲にしてでも他人を優先しなければならないと思っていて
いつも「一番下」だった。
「自分を優先すると相手に迷惑がかかる」って
なんの疑いもなくそう思っていた。
でもそれは
本来の自分じゃなかったみたいでさ
自分が無理してることにも気が付かないで
社会人になる前に
心と身体を壊してしまった。
それを機に
自分と社会を切り離して
自室というシェルターに閉じこもったんだ。
壊れて初めて気がついた。
相手にとって都合のいい自分は
自分にとってしんどい自分なんだって。
私は自分のスペックを思い知った。
私の器は
小皿より小さいんだって知ったんだ。
すぐに溢れる
すぐに壊れる
自分に我慢させて他人を優先できるほど
私は立派な人格を持っていない。
本当は他人を優先できる
大きな器なんか持ってない。
理想の自分と現実の自分の大きさが
乖離していて
小さい自分を知ってしまって
死んで消えてしまいたいくらい惨めだった。
そんな私が死を選ばなかったのは
ただただ死ぬのが怖かったから。
死ぬのが怖いから仕方なく生きている。
死ぬ勇気が無かった。
それがその時、私が今も生きている理由だった。
その時も
今も
私は変わっていないかもしれない。
死ぬ勇気がないから仕方なく生きていて
寿命が尽きるのを待っているのかもしれない。
それくらいしんどいよ
私にとって
この世界で生きることは。
『お前は自分のことしか考えていない。』
本当は私、傷ついてる。
傷ついてると思う。
自分を抑えすぎて我慢しすぎて
麻痺してしまって
痛みを感じられていないだけで。
惨めすぎてキレてるの。
痛すぎてすっごいムカついてる。
夫の馬鹿野郎
私が本当に
他人のことを一切考えられない我儘自己中女なら
自己中で在ることにこんなに苦しんだりするものか。
どれだけ自分を中心に持ってくる意識を持とうとしても
あなたの存在が私の中から消えたことは一度もない。
馬鹿野郎
馬鹿野郎
私のこと
重いって言ったのはどいつだ。
私によりかかられることを嫌がって
負担を口にしたのはどこのどいつだ。
私が自立を決意したらしたで
その口は文句しか出ないのか。
そんなに私が気に食わないか。
あなたの思い通りになる奴隷でないと
私はあなたからは愛されないのか。
寂しい
死ぬほど寂しい。
私が私を出せば出すほど
私はあなたにとって都合の悪い女になっていく。
あなたが好きになってくれた私じゃなくなっていく。
あなたが嫌いになる私になっていく。
ごめんなさい
私はもう戻れない。
怖いの
心と体を壊すのが。
死にたくない。
死にたくない。
もう「死んで消えてしまいたい」って思う自分に戻りたくない。
辛かったの
死にたいと思いながら生きることが。
初めて出会ったとき
嘘で塗り固めた自分で出会ってごめんなさい。
嘘ついてごめんなさい。
従順な振りしてごめんなさい。
自分でもこんな暴れ馬だってことを知らなかった。
ごめんなさい
こんな嘘まみれでどうしようもない私だけど
好きになってくれて嬉しかった。
結婚してくれて嬉しかった。