夜中にほっとひと息ついたことで思い出しました。
お母さんも仕事から帰って家事を終えたら、椅子に座って録画しておいたドラマをつけて、コーヒー牛乳やカップスープを飲みながらほっとひと息ついていました。
仕事から帰ってくるのが既に夜中で、そこから家事全般を一人でやっていたお母さん。家事が終わるのはいつも日付が変わった後でした。
朝も早いのに、家事が終わったらすぐに寝ることはほとんどなくて、寝る前には必ずひと息つく時間を作っていたお母さん。
私はお母さんのことをよく見ていたんだな。
いいところも、嫌なところも。
好きなところも、嫌いなところも、お母さんが好きだから全部見てた。
私はお母さんみたいな生き方はしたくないけど、ほっとひと息つくこの時間は好き。
好きなところは似たままでいい♪
これもきっと、お母さんがくれた大事なもの。
大事なものは、形に残るものばかりじゃないんだね。