お腹が空かない、食べたいと思わない、そういった体からのサインに意識を合わせると、その理由が分かってしまって脱力しそうになる。
これまでやってきたことは何だったの?と、人によっては思うだろう。
薬を飲むために三食食べなきゃとか、しっかり栄養を取らないと治らないとか…。
いやいや、いま栄養摂ってる場合じゃないからお腹空かないんだってば。
自分で治せるから。そのために食べなくなるんだってば。
具合悪い時に獲物貪ってるライオンなんかいない。
何なら奴ら、吐いてでも胃の中を空っぽにするらしい。
私はこの感覚を身を持って理解したけれど、他人にこの感覚を伝えようと思うと難しい。
夫にごはん食べないから薬飲んでいないのがバレて怒られた。
食べることを強要されそうになり、必死で抵抗。
せめて「今なら食べられるかも?」と思うタイミングまで待ってもらった。
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食パン、目玉焼き、夫作・コーンスープ。
夫が用意してくれました。
私が食べられるように、いつもの肉スープでなく、コーンスープを作ってくれたそうです。
わざわざ生のとうもろこしを買ってきたり、ミキサーを使ったり、かなり手が込んでいる。
だけど今の私では、その労力に報いる感想を言ってあげられない。
味が濃いのは分かるんだけど、どんな味か分からかい!
「味気ない」ってこういうこと?
こういう状態が続くと、生きているのが嫌になるのも分かる気がする。
ごはんの後の薬がこれまた苦い。
味が分からないのに、苦いのだけ分かる。苦痛。
胃がびっくりしたのか、変な動きしてる。