それではいよいよ、雑貨を箱に仕舞っていきます。
↓↓
仕舞うたび、雑貨に触れるものだから、嫌でも思い出が蘇る。
これはドコドコで買ったもの。
これは誰誰にもらったもの。
欲しいものを買うことが許せたとき、嬉しくて仕方がなかったこと。
雑貨たちが目に見えるところにいてくれたから、家に一人でいても寂しくなかったこと。
毎日楽しかった。
とてもとても。
ちょっとだけ物が少なくなった棚を見ていると、どうしてもこみ上げてくるものがある。
君たちのおかげで毎日楽しく過ごせたこと、忘れません。
いつか思いっきり散らかしてもいい場所を見つけるから、どうかそれまで待っていて。
たまに箱から取り出すから、その時は一緒に遊んでね。