買う側でいれば買うのを楽しむだけでよかった。けれど、売る側や提供する側に立った途端、これまでの自信なんて簡単に崩れ去る。
これまで自分一人楽しんでいればよかったものが、同業者という自分よりもスペック高い人たちを嫌というほど見て意識するようになるからだ。
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「自分大したことないな〜」
「こんなレベルでこんな値段つけて売ろうとしてるなんて」
そう思ってしまうし、自分が恥ずかしくなるし、打ちひしがれる。
だけどこれは、売る側に立つなら避けては通れない道じゃないかと思うんだ。
今私は、自分自身と向き合ってる。
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今こそ自分を表現するんだ。
こんなレベルの
大したことないこんな私が
それでもゼロから作り上げた「自分自身」がこの手の中にあるのだから
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私は自分を隠さずにこの世界に表現していく。
私はがま口を作るハンドメイド作家じゃなく、がま口を作って自分を表現している「表現者」で在りたい。