今日もどこかで生きている

生まれてきてよかったと思える人生を。

今日もSNSのどこかでお会いしましょう。

私の望みは

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日々自分の心と向き合っている……ような。

今日は一人の人に愛想を尽かし、関わらないように避けまくった。

私、そう簡単に人を嫌いにはならないけど

一度嫌になると超露骨に避けるんだよね。

話しかけない

話しかけられても必要なぶんの受け答えしかしない

目を合わさない

忙しいふりをして助けがほしい時に助けない

とかとか

超嫌な一面をもった人間なんだ。


私は過去に一度バイトを遅刻したことがあって、それ以来目覚まし時計のスヌーズを最低4回に設定して遅刻しないように気をつけている。

それが、ちょっと怒られただけであっさり遅刻を許されて、一度や二度じゃなく何度も許されている人を目の前で見てしまうと、自分のしていることが馬鹿馬鹿しくてやってられなくなる。


馬鹿馬鹿しくてやってられないとようやく思いきれた。


だってそうじゃん。

ちょっと怒られるだけで許されるなら、私も遅刻するから許してよ。

私も遅刻しても平気になりたい。

何度遅刻してもケロッとしてたい。

何度怒られても許されたい。

遅刻を気にせず安心して寝たい。

深く眠りたい。


毎晩毎晩

「遅刻しないように気をつけなきゃ」

って思いながら寝るの、ストレスなんだ。

遅刻する恐怖で眠れないんだ。

目覚ましが鳴る前に何度も目が覚めるんだ。


遅刻しないように気をつける…なんて

こんな環境でやったってしょうがない。

その人を許すなら、私も遅刻しても許してもらうからな!

遅刻しても反省しないから!


……って、やっとそこまで思うことができたけど

遅刻はたぶんやらない。

だって遅刻することが私の望みじゃないもの。

私の望みは…


ちゃんと契約した時間に出勤して仕事がしたい。

勤務態度は真面目にしたい。

約束は守りたい。

ただそれだけ。


ただそれだけなのに

その人を無視しなきゃ自分に集中できないほど気が散るのは…

私本当は限界なのかもしれない。

さっきも言ったけど

遅刻する恐怖で眠れないんだ。

夜中に何度も目が覚めて

目覚ましが鳴る前に目が覚めて

窓の景色

空が明るいと

「ヤバい!寝過ごした!!」

って飛び起きて

それがその日は非番だったり

もうバイトが終わって家に帰った午後だったり

「ああ、遅刻じゃなかった

よかった」

と安堵しながら

心臓は爆発しそうなほどドキドキ脈打っていて。


私は自分のこと

そうまでして仕事に行っていて偉いと思いながら

平気(かは分からないけど)で何度も遅刻するその人のことを


私は遅刻しないよう頑張っているのに

なんでこの人は許されてる?

私は遅刻することが許せないのに

なんで?

なんで許すの?

なんで特別扱いするの?

ずるい

なんでみんな平等に扱ってくれないの⁉


って

遅刻するその人にも

それを許す社長にも

本当はめちゃくちゃキレていた。


もう私、疲れた。

自分の世界に他人を入れすぎた。

もういい、出てって。

私の視界に映らないで。

私の世界に存在しないものを

私はわざわざ憎んだり恨んだり

キレて突っかかったりしないから。


時には意識的に、自分の世界から他人を追い出すこともしなきゃいけないことを学んだかもしれない。

そしてそれをしても全然大丈夫だった。

意図的に追い出すことで、私はその人のことを嫌いにならずに済んだから。

仕事中は徹底的に無視して自分のペースを守ることができれば、私はその人のことを嫌いにならずに済むことが分かったんだ。

無視することも時には必要 なんて

この国と時代じゃ誰も教えてくれない。

私はその人のことも

自分のことも

嫌いにならずに済んでよかったと思った。




11月 追記*

8月の折、この人は職場を去り

私はついに寝坊によって15分の遅刻をしてしまい、パワハラの的になって

この職場を去ることになった。