今日もどこかで生きている

生まれてきてよかったと思える人生を。

今日もSNSのどこかでお会いしましょう。

自分に甘く優しいつもりだったけど

今日みたいな面接を受けると
ごはん食べて遊んで

寝て

ぐうたら生きてる自分

居てええんかなと思ってしまう。

こんな生き方が許されるのは子どもまでじゃね?って

いい歳した大人がこんな生き方しててええの?って

思い詰めそうになる。

いや思い詰めてる。



頭の中の声の人って

なんでこう私に厳しいんだろ。

頭の中の声も聞かんと好きに生きたら

怠惰でだらしない人間になって

だらしない人生を送るからかな?


ここんとこそういう

「自分に甘いだらしない人」

(自分と同い歳くらいかそれ以上のおっさん全般)

を見ると

吐きそうなくらい不快だったんだよね。


でもなんでそう思うのかも分かってて

私本当はああやって生きる側の人間で

本当は自分に死ぬほど甘いのに

本当は死ぬほどだらしなくて怠惰なのに

「しっかり生きなきゃ」

って自分に厳しくてるから

自分に甘いおっさんたちが許せなかったんだと思う。



十分自分に甘く優しいつもりだったけど

目に見える行動だけで

頭ん中はスパルタだったんかな〜…




………はぁ。



本当、嫌だった。

自分に甘いおっさんたちを見るのが。




自分に甘いおっさんたちは

トロトロ通路の真ん中歩くし

端に寄ったりせんし

自分がちゃんとレジに並んでないから抜かされるのに

「あいつ順番抜かした!」

ってレジ店員に文句ぶつけるし

自分の非を絶対に認めんし

悪いのは全部他人だし

反省せんし

薄汚い服着て洗ってないような汚い顔で

そんな不快ななりで馴れ馴れしく話しかけてくるから

本っ当に嫌いだった。


他の綺麗な女には話しかけんくせに

私なら話しかけてもええと思っとるんか。

私はお前らみたいに身なり汚くしとらんわ。

一緒にするな

同じに見るな

ウザい

ムカつく

近寄るな

消えろ




って、腹の底では思ってて

要は目に入れて不快な

邪魔な存在として思っていたわけ。



こんな不快で邪魔なのに

なんで社会にいることを許されてるわけ?



なんで?

なんであのおっさんたちはいていいの?

私は許されないのに。



要は嫉妬よね。

おっさんたちはのうのうと

いけしゃあしゃあと生きてるけど

私がそれをやるのは許されないと

自分からも社会からも思われてるって

そう思い込んでいるってわけよね。




……本当、嫌だった。


邪魔だって思われるのが。

不快だって思われるのが。

迷惑だって思われるのが。


過去にそう思われているんだって分かったことがあって

死ぬほど傷ついた。




分かってる。

あれこそが

あのおっさんたちこそが

自分の本当の姿なんだ。




分かっとる

クズなんは彼らじゃない

私じゃ。



私本当は

他人に譲ったり配慮したりできる人間じゃない。



本当はトロトロ道の真ん中歩くくせに

通行人気にして端っこ歩くから


本当は自分の非を絶対に認めんし

悪いのは全部他人で反省しないくせに

「私が悪かったんだな」って思うから


本当は他人を評価しまくるくせに

評価しないようフラットでいようとするから…



そりゃ頭ん中の声も

自分責めをやめられんわ。




私本当はここまでクズなのに

いい子でいようとして…。




………本来の自分を隠してでも

私、みんなと仲良くしたかった。




……そこまでやってるのに叶わないって

そりゃ辛いよな。




そりゃ辛いよなぁ…。





……また涙出てきた。

もう家でも外でもお構いなしやな。



私の涙は自由でええなぁ。

出たいときに出る

泣きたいときに泣く

面接中でもお構いなしや。




私はまだ


「そうよ、私は皆にとって邪魔な存在なのよ!」


って、開き直りきれてないけど

いつかそれも飲み込んで

強くなれるかな。





面接落ちたら

当分小田原に来ることはないだろうから

さっき見た、銀だこのメロンソーダ

食べてから帰ろうっと。