宗教的なものが
必要ないとは
思わない。
けど
自分の意思が失くなるまで
のめり込むのも
それはそれで
社会を生きていくのに支障が出るから
盲目的にもなれない。
自分にはどの程度
自分の意思が必要で
自分にはどの程度
心の支えになるものが必要で
自分はどの程度
自分の足で歩けるのかや
自分はどの程度
誰かや何かの助けが必要なのかとか。
そういう割合みたいなものを
日頃から考えていて。
自分が自分で在るためのバランスを
常日頃から気にしてる自分は
自分に対してめちゃくちゃ過保護な気もするけど
逆にめちゃくちゃ厳しいかもしれない。
それほどまでに
とちらか一方に偏ることを
自分が自分でなくなることを
恐れているような気もする。
自分の意思ですべてを決めて
切り開いて
受け止めて
進んでいけるなら
宗教的（そんなもの）は要らないと
言い切ってもいいと思うけど。
自分以外の一切に
頼らず生きていけるほど
私は強くないんだよね。
辛くてどうしようもない時や
どうにもならなくなった時
つまり
自分の力じゃどうにもならない時はやっぱり
誰かや何かの助けが
欲しいと思うよ。
普段要らなくても
その時は「必要」だと思う。
つい先日あった話。
他人からの称賛、評価
承認欲求
言葉で表すなら、そういうものに
自分を食われてる人を見た。
せっかくいい外面を持ってるのに
もう猫を被る余裕もない。
言い方がぞんざいになり
態度が横暴になり
心で思ってることが口に出るようになり
自分以外の他人を見下す。
そうなっていく様を
時系列順に見てきて
「もしかしたら次は、この人の番かもしれない」
って
同じような立場、状況になり
その場から追われていった人と
その人が
重なるような感覚がした。
かつての自分が犯してきた
いくつもの失敗と
その人とが
重なって見えた気がした。
私、知ってるんだ。
法則があるんだ。
自分の身を滅ぼす
そんな法則が。
そしてその法則は
その法則をいくつも犯してきた人なら
話は分かるけど
経験が浅い人や
何度失敗しても学ばない人には
したところで無駄な話
言っても分からない話なんだ。
私はまたも
ただ見ているだけしか出来ないのかな。
こういうとき
私はつらいんだよね。
無力だね。
信じることもできない。
だから
これは私の問題だと思う。
この人は私みたいにはならないし
なっても
自分で考えて乗り越えて
克服していく強さを持ってる。
そう信じる強さが
ないんだ、今の私には。
………できるかなぁ。
だって過去の自分だから
知ってるもんね。
猫を被る余裕もないほど追い詰められて
ストレスフルで溜め込んでる人は
そのストレスを周囲にぶつけるし
無性に自分の思い通りにしたくなって
圧や恐怖政治で支配しだすんだよね。
嫌われるのが分かってるから
そうすることで自分のポジション固めようとすんの。
私、そういう人種がめちゃくちゃ嫌いだし。
（そういう自分が大嫌いだった。）
できるかなぁ…
はぁ。
私は
自分以外の他人がいる場所で
どういう自分で在りたいんだろ。
