今日もどこかで生きている

生まれてきてよかったと思える人生を。

私はがま口が作りたい人ではない

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これだけ作っておいて何だけど

私はがま口が作りたいわけではない。

いま作っている小銭ポーチ然り、マスク然り。

私は別に、何か特定の物が作りたいわけではないのだ。


私が好きなのは

「編む」「縫う」

といった動作の方。

好きなだけ編んで

編みたいように編んで

気が済むまで編んで、もしくは縫って

狂ったように同じ動作を繰り返すことで、アドレナリンだかオキシトシンだか分からないけどそういうものがだだ漏れる。

がま口やポーチは、そういった動作から出る副産物であり

編んでいたら、縫っていたら生まれたという感じで

別に狙ってそれらを作っているわけではないのだ。


だけどずっと、編みながら思ってた。

私が本当に編みたい糸はどれなんだろう と。


編みながら考えてた。

これは太さが違う

これは縫っている時の感触が違う

これは色があと少しこうだったら

何か違う

もっとこう……


私はもうすぐ生計のメインにしているバイトを辞める。

これからの生活どうするかなぁと

ちょっとした危機に見舞われて

私の糸も、プツンと音を立てたのかもしれない。


自分が編みたいと思う糸がどこにも売っていないなら

私が糸を作ればいい。


糸ってどうやって作るんだ。

素人でも作れるのか?

素人でも染められるのか?

今は何一つ分からない。


私は私の世界の中で

自分を表現するパフォーマーで在りたい。


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私は糸で、自分の世界を表現できるだろうか。