※8月 大阪に一旦帰る前の話。
広島大学病院の木の下で見つけた、茶色いトゲトゲの実
これも一緒に入れて、バージョンアップ。
これはデイルームに飾って、病院に寄付することにする(笑)
母さんと二人で、いろんな話をした。
いろんな話をして、一緒に笑ったり、一緒に泣いたり、一緒に痛みを分かち合ったり、初めて母さんとそんな時間を過ごした。
子供の頃は、腹割って話し合うとか、本音をぶつけ合うとか、母さんとそんなことをするなんて、考えられなかった。
母さんは私と向き合ってくれないと思っていたから。
私のことが嫌いで、どうでもいいんだと思っていたから。
本音をぶつけ合うより、腹割って話し合うより、怒鳴られることの方が怖い。
だから、私の気持ちは言えなかった。
聞いてほしくても言えなかった。
そんなことない。
お母さんは、私のことを愛していたよ。
本音、言えたよ。
お母さんに自分の気持ちを聞いてもらったよ。
お母さんの本当の気持ちを聞いたよ。
私は、どうでもいい子なんかじゃなかった。
お母さんと涙し合うなんて、そんなことあるはずないと思っていた。
そういうことできずに、一生を終えると思ってた。
そうはならなかったこと、感謝せずにはいられない。
どれほど感謝していいかも分からない。
全ては、この笑顔を見るために。
ありがとう、間に合ってくれて。
ありがとう、生きていてくれて。
お母さんでいてくれてありがとう。
「あんたは望まれて生まれてきた子」と言ってくれてありがとう。
私は、要らない子なんかじゃなかった。
そこから救い出してくれたのは、お母さんだった。
ありがとう。
本当にありがとう。
病室を出て、一人スタバの珈琲で乾杯♪
本日二度目の珈琲、しかも夜に飲んだためか、この日は目がギンギンに覚めて眠れなかった。