新川崎・鹿島田住民に紛れて、地元のまちづくりの輪にお邪魔しました。
写っているのは司会を務めるSさん。
SさんのFacebookからいただいた写真。
足組んで態度でかそうなのが私です(笑)
あちこちから飛び出す鹿島田住民たちの意見や思いを、文字やイラストで分かりやすくまとめているのが面白くて、ついつい目がそっちにいってしまいます(ㆁωㆁ*)
聞いた話をまとめる時間はほんの一瞬しかありません。
話は二転三転するし、中には話をまとめて話すのが苦手な人もいます。
それをほんの一瞬で理解し、頭の中で整理して、文字やイラストに描き起こす。なんて素晴らしい才能なんだろう。
この技術にも名前があったはずだけど忘れてしまいました。
忘れたけど格好よかった(*´꒳`*)
ここからは私の感想。
話を聞いていると、住民たちから出てくる「ここが不便だから改善してほしい」「地元でこんなことがしたい」という要望は、これまで何度も行政(とか企業とか)に要望を出してきたけれど、ことごとく断られているのだそう。
地元を愛する住民たちの思いと行政が噛み合わないのは、よそ者の私が見ても一目瞭然です。
地元の人たちが「どうしたらいいんだろう」と頭を抱えているうちに、商店街はシャッターが増えていく。
役所や企業の立場は分からないので、地元寄り目線で。
すごく冷静なことを言わせてもらうと
地元や商店街といった、地元密着ローカルや大衆的なものを愛する意識って、このままだとますます薄れていくと思う。
生き残れずに退廃していくのは、地元愛が強すぎる中年層やそれ以上の層が主導権を握っていたり、「昔ながらの地元」を愛しすぎて、「新しく変わっていくこれからの地元」を受け入れられない風潮が強いところのように見受けられる。
ただでさえ20〜30代層は、中年層と比べて地元愛やローカル意識が薄いのに、せっかく地元を盛り上げようと奮い立った若者さえ排除していたら、若者はますます地元愛意識を失くして離れていく。
これのどこが問題? ごく自然で当たり前のことだと思うけど。
昔ながらの景色が変わっていくのは寂しいかもしれない。
私はその気持ちが理解できないわけじゃない。
昔からの思い出が染み付いた場所を失いたくないあまり、まちと共に衰退していくならそれも美しいとさえ思う。
だけどそうでなく、本気でまちづくりをしていきたいと思うなら、ある程度の新旧の価値観のせめぎ合いは覚悟し、変化を受け入れていった方が、結果的にそのまちが生き残る可能性は高くなると思う。
今はどこにも根付く気がない私から言わせてもらえば、まちづくりほどじーさんばーさんと若者が手を組む絶好の舞台はないと思うんだけどねぇ。
行政のルールに詳しくてなおかつルールを掻い潜れる頭を持った若者はいないだろうか?
企業の目線からアドバイスできてなおかつまちづくりに優位なアドバイスができる若者はいないだろうか?
もういっそ行政や企業と地元を仲よく結びつけるのが得意な人材を探してきたらよくね?