肩の力抜いて
って言う割に体ガッチガチだ。
否、体ガッチガチだから力を抜くことを意識するんだ。
本当にのんびりゆっくりしていたらそんなこと言う必要ない。
本当に抜きたいのは肩の力じゃなく、頭を縛る思考かも。
しばらく何も考えたくない。
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それでも考える。
私は何に反応したのか。
私の何がこの部分に反応したのか。
脊髄反射で逃げたり切り捨てたりしてその場を終わらせることはできても、私が何かに反応した事実は消えない。
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急所を斬られた時や、急所を斬った時の、あのなんとも言えない微妙な雰囲気。死ぬほど嫌だ。
なぜにお互い、急所を斬られた痛みを負う覚悟がないくせに急所を斬りたがるのだろう。
もう降りたい。
斬られれば痛いし、斬れば相手は痛がる。
そんな当たり前のことを、この痛みをもって思い知りたい。
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闇雲に刃を振り回せばいいってものじゃないことくらい分かるでしょう。
ハサミだって振り回せば誰かの手を傷つける。
言の刃はそれ以上に
目に見えない分、どこを傷つけるか分からない。
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この手にあるのが刃ではなく、花束であったらと願って止まない。
この口から出る言葉が傷つけるための武器でなく、エイドであることを願って止まない。
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守れないならせめて
何も言わず思わず笑っていたい。