今日もどこかで生きている

生まれてきてよかったと思える人生を。

今日もSNSのどこかでお会いしましょう。

今世最大の後悔よね、これ

離婚したのが2019年4月26日

平成最後の役所オープン日だったからよく覚えてる。

そして今日は、37歳の誕生日を迎えた翌日の

2022年2月7日

こんなに色んな事があったのに

離婚してからまだ3年くらいしか経っていないことにびっくりした。


で、3年くらい

私は元夫のことが忘れられなくて

いつまで経ってもウジウジウジウジしていたの。


なんでこんなに引きずるんだろうと思いながら

ウジウジする自分をずっと見てきて

今日、自分史上最高に格好悪い自分の本音に気づいて

ウジウジ引きずる理由を知ってしまってさっきから涙が止まらないんだけど。





私が元夫から離れたのは

元夫のことが嫌いだから

じゃない

元夫のことが好きすぎて辛かったから。


私、犬なのよ。

マヤ暦現代kin 白い犬。

ご主人さまのことが好きで好きで好きで好きすぎて

好きすぎて逆に「嫌い!」って言うの。

プライドとかめっちゃ拗れているから素直に好きって言えなくて

嫌いって言うから「俺の事が嫌いなんだな」って誤解されて

違う、誤解

嫌いじゃなくて好きなの!

って、拗ねてるから言えなくて

好きなのに嫌いと思われているのが辛くて辛くて

好きなのが伝わらないのも伝えられないのも辛すぎて

繋いでくれていた手を離してしまった。


いつまで経ってもウジウジ引きずるのは

好きって言えなかった事への後悔だった。


違うの

嫌いじゃない

好きなの

誤解を解きたい

なのにますます憎しみ合うような喧嘩をしてしまう

お互いに痛いところを抉り合ってしまう

辛すぎる

辛い

私じゃこの人に好きを伝えられない

この人を笑わせられない

幸せにできない


それが離れていった本当の理由だった。



酷いことを言ったり傷つけたり

謝りたいことがいっぱいあった。

でも

「謝って欲しいわけじゃない」

と言われて何も言えなくなった。

私がつけた傷がそこにあるのに癒やすこともできなかった。

一度吐いてしまった言葉は喉に戻せない

失敗は許されない

やり直せない

それが痛いほど身に沁みた結婚生活だった。


何を言っても

何をやってももう信じてもらえなかった。

じゃあもういいやって諦めた。

本当は簡単に諦められる話じゃなかったのに

孤独が辛すぎて頑張れなかった。


そうやって離れてった。

本当は最後までずっと一緒にいたかったのに。



離れたくなかった

一緒にいたかった

傍にいたかった

何かあっても一緒に乗り越えたかった

助けてくれた恩を返したかった

私何もできないけど

最後までずっと一緒にいたかった。



もういない

大好きなご主人さまはもういない

私から離れていったんだから泣いちゃ駄目だと思ってた。

でも無理

この3年間泣きっぱなし

私のほうが

ご主人さまがいなきゃ駄目だったのに。


精神的自立より

経済的自立より

先にまず出来るようにならなきゃいけないことは

素直になることだったんだ、と

すべてが手遅れになってから気づいたの。


なんで9年も一緒にいて

「好き」の一言が言えなかったの。

なんで誤解を解く努力をしなかったの。

自分が傷つきたくないことばっかり優先して

その結果が後悔まみれ。

私本当に馬鹿だった。



ごめんね

私、格好つけでプライド高かったよね。

思ってることを素直に言葉で伝えるのを、格好悪いと思ってしまってなかなか言えないの。

でももう、それこそいいや

そんなプライド要らない。

だって私、死ぬほど格好悪いじゃん。

死ぬほど格好悪いのに何で格好つけられていると思っていられたんだろう?

頑張ろうとして空回って簡単に利用されて

報われなくてメンタルやられてメソメソ泣いて

いつも最後は誰かに後始末してもらっていて

格好良かった事なんか一度もないくせに

なんでしょうもない意地とプライドを最後まで張り倒そうとしているんだろう?



本当は知ってた。

本当は

愛されるのはプライド張った格好良い私じゃなくて

ほんと何やっても駄目駄目な、どーしようもなく格好悪い私の方だってこと。

こんな私で愛される自信がなかったからつまんない意地とプライド張ってたんだってこと。

こんな駄目な私を元夫は「しょうがない奴だな」って受け入れてくれていたこと。

本当は分かってた。





また会えるかな

大好きなご主人さまに。

次はあるかな

また会えるかな。

もしまた会えたら

今度はちゃんと言う。



「大好きだよ」

「ずっと一緒にいようね」

「ずっと一緒にいるからね」


次はすぐに言えるようになりたい。


次はすぐに言えるようになるんだ。