6月のこと。
夫とふたりで本町方面に出かけた。
その時に喫茶店に立ち寄った。
自家焙煎珈琲 KIEFELさん。
なんばウォーク内にある、黒を基調としたお店でよく目立っている。
たまたまだと思うけど、店内にいるお客の服装がみんな黒だった。
私だけ違う色を着ているので浮いている(笑)
中煎の珈琲を注文してみた。
私は深煎が好きなので、それがあればそれしか注文してこなかったけど、今回は中煎に気が向いた。
深煎よりあっさりしているけれど、これはこれで飲みやすい。
でもこれ以上あっさりすると好みではなくなるだろうなと思った。
たまにはいつも飲まないものを飲むのも良いもんだ。
私は珈琲が飲めるようになってから、珈琲カップを見るのにハマっている。
見るだけでなく、実際使ってみるのも楽しい。
できることなら、気に入ったカップは手当たり次第に買い集めたい。
しかしそれは、家のスペース的に厳しかった。
そこでふと思った。
喫茶店に行けば解決するんじゃね? と。
私は別に、珈琲カップを家に置くことにこだわってはいない。
珈琲カップを使いたいだけだ。
珈琲が飲みたいだけだ。
喫茶店に行けば、それが全て解決する。
家にない珈琲カップを見ることができる。
使うことができる。
更に、職人の淹れてくれた珈琲を飲むことができる。
万々歳じゃないか。
それから私は、喫茶店やカフェに入るのも好きになった。
頻度は月に1~2回と多くはないが、初めて使う食器や美味しい珈琲を楽しんでいる。
たまに、デパートなどに寄って食器を見ることもある。
買うこともある。
私はそれが楽しいと思う。
KIEFELさんの珈琲カップ、花柄で可愛いね。
良いと思う食器を使って、「欲しいなぁ」と思うこともある。
私の家の食器は、そんな私の気分でコロコロ変わることもある。
食器棚という小さなスペースさえも、そうやって日々変化している。
そんな変化を楽しみながら、今、家で自分の淹れた珈琲を飲んでいる。