都合のいい妄想の中で
私のこと考えてほしいなんて
他人にそんなこと望んでどうするの。
私のこと考えてもらったとて
それが何なの。
どうせ満足しないくせに。
他人のこと考えてばっかりで
もう嫌だ。
そんなこと相手が望んでいるかなんて分からないし
望んでいないだろうに。
他人のこと考えてばっかりで
自分のことはどうなんだ。
自分は何だ。
何が本音だ。
どれが本音だ。
私はどれだ。
どれが私なんだ。
見失ってんじゃねーよ
だからおかしいことになるんだ現実が。
何望んでんだ。
何望んだんだ。
何を望んだのか分からないまま
何かよく分からない形で叶ってる
このおかしさにいい加減気付け。
本当凝りねーな
何度繰り返しても
気付かないでいる。
いや?気付いてるでしょ?
気付いているから目を逸らすんだ。
ど真ん中見ようとしないで
周りばっかり見て
答え見つけようとしてんじゃねー。
なんで見れないんだ。
分かってんだろ
打ちのめされるからだ。
自分が頑張ってやった気になってること全部
全部
無意味でしたーって
なるのが怖いんだろ。
ほんとに頑張らなきゃいけないのはそこじゃないだろ。
飲めよ
報われない苦しさ
認められない惨めさ
情けなさ
無力さ
ちっぽけさ
大したことなさ
全部飲んでみせろよ。
頑張ってきたこと
頑張っていると思っていること
頑張っているんだと思いたいこと
それ全部都合のいい妄想だから
いつかは目を覚まさなきゃいけないんだ
分かってんだろ。
報われなくて苦しくて
認められなくて惨めで
空回りして情けなくて
ほんの僅かでさえも状況変える力もなくて
大したことないくせに頭ん中で大口叩いてる
現実のちっぽけな自分見ろっつってんだ。
泣いてんじゃねーか
見て見ぬふりしてんじゃねーよ
大馬鹿野郎が。