本当は
今日は朝から大雨。龍神さま絶好調(笑)
ブレンドコーヒーでほっとひと息。
190円サイズを選んだのに、Lサイズが来ちゃった。
ゆっくりしてけ~ってことかしら(*´꒳`*)
私はカウンター席が好きじゃないです。
ビルの上で窓から景色を一望できるのじゃない限り、好んで座りません。
空きに余裕があったら数人用のテーブル席に座ります。
だって私、ゆっくりしに来たんだもん。
と心の中で思いながら内心ドキドキ。
ひと息ついていると、頭の中で今日の出来事の記憶整理が始まりました。
その中で、今は私、あんまり幸せを感じていないことに気づきました。
幸せなのに、やりたいことやっているのに、感情が殆ど動いていない。
あんまり幸せを感じていない、だけど不幸も感じていない。
水面に波が立たないように、私の感情も動いていない。
ただただ穏やかな日常を生きている、幸せじゃないけど幸せな私。
心穏やかに生きることは、私の何よりの願いだったはず。
その願いが今、十分に叶っている状態で
これ以上ないほどの幸せの中に、私はいるはずなのに。
かと言って刺激を欲しているわけでもない。
この歳にして、余生を送るおじいちゃんおばあちゃんになったかのよう。
私ってあまり感情が動かないタイプだったっけ?
前は確かに、キャラじゃないことして疲れてたけど、ここまで感情に起伏がないこともなかったと思う。
私の中で、いま何が起きているんだろう?
目を閉じても答えは見つからない。
だからってわけじゃないけど、自分で自分を労ってみたりしてる。
「今日もよく頑張った」
「いつもお疲れさま」
その流れで
「私がこうして好きなことしていられるのは、夫が頑張ってくれているおかげだよねぇ」
と言ってみたら
「そうだよね」
と思うのと同時に
「私だって頑張ってるよ!」
と怒りが湧いた。
その瞬間、涙が出た。
いきなり感情が動くものだから油断した。
理解が追いつかなくて呆然とする。
しばらく涙を流れさせておくしか対処法がない。
この状況を理解しようとようやく頭も動き始めた。
ああそうか
きっと限界を超えたんだ。
「夫のおかげ」
「感謝してる」
「夫は私の人生の恩人」
それが事実だってことは分かってる。
私の人生に夫が現れてくれなかったら、私はどうなっていたか分からなかった。
だから感謝しなきゃいけないことは分かってる。
分かってるけどでもできない。
そりゃそうだよ
めちゃくちゃ不満があるのに蓋をして
自分の本音を踏み付けて
心から感謝なんてできるものか。
嘘つき
私の大嘘つき。
私、夫のこと嫌いじゃない。
ずっと夫のことが嫌いなふりしてる。
私が嫌いなのは夫じゃない。
私が嫌いなのは私。
私、今の自分が大っ嫌い。
私、夫に言えていないことがある。
夫に話せていないことがある。
子どもを産む自信がない。
でも産まなきゃ
親になる自信がない。
でも産まなきゃ
子どもを産むのが怖い。
でも
親になるのが怖い。
でも…
この気持ちと毎日戦っていることを夫は知らない。
仕事もせずに毎日遊んで
ロクに家事もせずラクして生きているけれど
ラクに生きているように見えるだろうけど
本当は毎日苦しい。
「忙しい」「疲れた」
って私も言いたい。
本当は私だって
「私だって頑張ってる」
って言いたいよ。
「子どもが欲しくなるまで待つ」
って言われたとき
私は一人で戦わなきゃいけないんだって思った。
本当は
「一人にしないで」
って言いたかった。
「私だけの問題にしないで」
「私だけの責任にしないで」
「お願い一緒に戦って」
「私を一人にしないで」
って叫んでた。
心の中でずっと。
私の中の幼い部分が
「置いていかれた」
ってずっと拗ねてる。
子どもを産まないことで夫に復讐していませんか?
そこに落ちるか落ちないかのところでギリギリ精神保っていませんか?
珈琲を飲んだり、暖かい日差しの中で散歩をしたりする中で。
穏やかな時間の中に自分を置くことで、何とか今の自分を保っていませんか?
「こうしていられるのも夫のおかげだよね」
と、何度自分に言い聞かせたか分からない。
本当は微塵も思っていないくせに。
本当は腹の底から夫のこと恨んでいるくせに。
嘘つき。
私は自分に対して不誠実すぎる。
本当の私は
復讐してしまうほど
憎くて仕方ないほど
夫のことが好きなくせに。
こんな重くてドロドロした感情
よく隠し通せると思ったな。
たっぷり1時間は泣いた。
多少すっきり。
周りにいたお客さんの迷惑になっていたかも。
ごめんなさいそっとしておいてくれてありがとう。